店長の愛犬

耳立ちJ.R.T

スキップのブログ

マイ・ドッグ・スキップって映画ご存じですか?
動物ものは数あれど知る人ぞ知る名作です。
あの映画を観て、J.R.T(ジャック・ラッセル・テリア)に惚れ込み、
名前まで「スキップ」にしてしまいました!
J.R.Tはイギリスの牧師さんが試行錯誤の上、
狐狩りのために造った犬らしいのですが、律儀で快活な性格、体型から
(異論があるとは思いますが)イギリスの柴犬だ。と私は思っています。
そんな愛犬スキップのお話をつらつらと・・・
完全に自己中な話なので、つきあう暇のある方だけどうぞ。

出 会 い は 20 年 前 ?

スキップの事を語るには私の中学生の頃まで遡らなければなりません。
当時、父の会社の都合で静岡の掛川という所に住んでいたのですが、
ある日父が柴と何かの雑種の子犬を連れてきました。
身体全体はオフホワイトで、耳、鼻から目の周り、そして尻尾だけ
黒という、まるでシェパードを小型にしたようなハンサムで、
「ジョン」と名付け、以来私のかけがえのない友となりました。
やがて東京の大学に通うようになり、夏休みなど帰郷の際にはジョンと
過ごすのが楽しみでしたが、別れは2年生の時。母からの手紙で、「ジョン逝く」と。
原因はヒラリヤ。蚊に犬が殺される?信じられない話です。
同時に犬を飼うには犬をもっと知らなきゃいけない。ということを痛感しました

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ジョン体験以来、犬を飼う機会はなく、(一度迷い子犬が来てミルクをあげると安心して
すやすや眠ってしまい、あまりの可愛さに飼おうかな、と思ったけど妻が妊娠中で断念)
2人の子供が小学生となり、犬を欲しがり出した時に“マイ・ドッグ・スキップ”
に出会ってしまった。少年時代に子犬とともに成長し、大学に入り故郷を去り、愛犬と死別する。
アメリカ映画によくあるストーリー。犬はヒトの7倍の速度で歳をとる、のだとか。
必然的に別れはやって来る。犬とのふれあいの中で、同じ時間を過ごしているのに
時間の速度が違うのです。不思議だ!
いっしょに観ていた下の息子が「スキップ死んじゃった」と泣き出し、
私もジョン体験がダブり、少し泣いたかな?
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それ以来、無性にJ.R.Tが気になり、飼うんだったらあの犬だ。と探しはじめる。
当時でもけっこう映画や、コマーシャルに出ていて
やっとジャック・ラッセル・テリアという犬種だと知り、さんざんペットショップを探した末、
ショップのお姉さんに「“マスク”にでていた犬ですよ。抱いてみますか?」
耳がちょっとちがうなあ、と思いつつもつい抱いてしまったらもうダメ。
(アレ「抱いてみますか?」はペットショップの常套手段ですよね。)
それに顔といい、毛色といい、どことなくジョンを彷佛とさせる感じもする。

斯くして我が家の耳立ちJ.R.T「スキップ」がめでたく誕生。
そしてあとから届いた書類を見てびっくり!ブリーダーの住所はなんと静岡県掛川市。


エッ本当?ヒトと犬にも縁ってあるんだね。
妻と顔を見合わせてしまいました!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次回につづく

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